献眼顕彰碑慰霊碑はライオンズクラブ国際協会337-A地区(福岡県)が北九州市に寄贈したもの。公園を訪れる人に献眼の大切さ、その行為の崇高さを広く知ってもらえればとの思いで設置された。
1925年、ヘレン・ケラー女史がライオンズクラブの国際大会で会員に対し「暗闇と戦う盲人のための騎士になってほしい」と演説をしたことをきっかけに、今までさまざまな支援が行われてきた。337-A地区も、ライオンズクラブ国際財団(LCIF)の交付金を活用して角膜移植をよりスピーディー、かつ確実に行える医療機器マイクロケラトロンを県内の主要病院へ寄贈するなど献眼事業には力を入れてきた。こうした活動が実を結び、着実に献眼者は増加しつつある。昨年度は(公財)日本アイバンク協会の西田輝夫常務理事に講演をしていただくなど、多くの皆さんに献眼を知ってもらう機会を設けてきた。今後もこうした啓発の機会を作りたいと考えている。