日本赤十字社福岡県支部より感謝状を授与
令和7年11月14日、北九州第一ライオンズクラブは、長年にわたる献血推進活動への貢献が認められ、日本赤十字社福岡県支部 支部長 服部誠太郎氏(福岡県知事)より感謝状を授与されました。
この栄誉ある表彰は、当クラブが地域社会において継続的に取り組んできた献血推進活動が高く評価されたものであり、会員一同の献身的な奉仕活動の成果です。
献血推進活動への継続的な取り組み
当クラブは、「We Serve(われわれは奉仕する)」の精神のもと、日本赤十字社と協力しながら献血推進活動を継続的に展開してまいりました。
近年の主な活動実績として、九州共立大学での献血活動では優れた成果を上げ、日本赤十字社の担当者からも高い評価をいただきました。また、自衛隊小倉駐屯地での献血活動や、他のライオンズクラブとの合同献血活動など、様々な場所で献血の重要性を訴え、多くの方々にご協力をいただいてまいりました。
これらの活動を通じて、輸血医療に必要な血液の安定的な確保に貢献し、地域医療を支える一翼を担っております。
献血活動の意義と重要性
血液は、酸素や栄養の運搬、免疫機能など、人間の生命維持に欠かすことのできない役割を担っています。しかし、現在の医療技術では、血液の機能を完全に代替できる人工血液は存在しません。そのため、輸血医療においては献血による血液確保が不可欠となっています。
特に近年は、少子高齢化の進展により献血者の確保が課題となっており、継続的な献血推進活動の重要性はますます高まっています。若年層への献血の意義と必要性の啓発、そして献血への参加を促す取り組みが、医療現場を支える重要な活動となっているのです。
ライオンズクラブと献血活動の歴史
ライオンズクラブと献血活動の関わりは長い歴史があります。
日本国内で献血が本格化した1960年代半ばから、ライオンズクラブは積極的に献血推進に取り組み、輸血用血液の確保に大きく貢献してまいりました。1964年に起きたライシャワー事件を契機に、売血から献血への転換が進められる中、ライオンズクラブは献血推進の旗振り役として重要な役割を果たしました。
その努力が認められ、1989年には日本赤十字社が創設した第1回「昭和天皇記念献血推進賞」をライオンズクラブ国際協会が受賞しています。以来、献血事業は全国のライオンズクラブが展開する主要な奉仕活動となり、今日まで継続されています。
現在も、日本全国のライオンズクラブが日本赤十字社血液センターと緊密に連携し、駅や商業施設、学校、企業など様々な場所で献血の協力を呼びかけ、「命をつなぐボランティア」として、地域医療を支える重要な役割を担っています。
今後の活動への決意
この度の感謝状授与を励みとして、北九州第一ライオンズクラブは今後も献血推進活動をはじめとする社会奉仕活動に積極的に取り組んでまいります。
献血は、誰もが参加できる身近な社会貢献活動です。一人でも多くの方に献血の重要性をご理解いただき、ご協力いただけるよう、引き続き啓発活動を展開してまいります。
地域の皆様のご理解とご支援をいただきながら、医療現場を支え、地域社会に貢献できるクラブとして、会員一同、さらなる奉仕活動に邁進してまいる所存です。
今後とも、北九州第一ライオンズクラブの活動にご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
参考情報:
献血活動を中心に据えた記事に再構成いたしました。必要に応じて、具体的な活動写真や、これまでの活動履歴、今後の献血活動の予定などを追加していただくことで、より充実した内容になるかと思います。


